考える冒険

※「信ずることと、知ること。」から引っ越してきました。

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『高校生からわかる社会科学の基礎知識』~(4)第2章 近代法②

こんにちは。 『高校生からわかる社会科学の基礎知識』第2章「近代法」の半ば部分(6~7)について概括いたします。前半(1~5)については、以下をご参照ください。 mori-to-seiza.hatenablog.jp INDEX 6.英米法 1.コモンロー 2.判例法を積み重ねる法体…

『高校生からわかる社会科学の基礎知識』~(3)第2章 近代法①

こんにちは。 だいぶ間が空きましたが、『高校生からわかる社会科学の基礎知識』第2章についての記事をお届けします。以下に「INDEX」の一部を掲げました。全11節中の、1~5節について確認いたします。6~11節は、原則として次の機会に一括して書くこととい…

ハイブリッド読書会、スタートします!

こんにちは。 対面での読書会を、1月と3月に実施して、次回の第3回目からを「マチナカ読書会」として運用していく点については、既にご案内さし上げているところです。今回は、オンラインツール・Discordとの有機的な連携を図って、「リアル・対面」での会と…

読書会を新規立ち上げいたしました。

こんにちは。 23/01/21(日)と03/21(火・祝)の2回、対面で「推し本」を相互に紹介する形での読書会を開催いたしました。おおむね成功だったと判断し、当面隔月での開催を決めましたのでご報告させていただきます。 次回以降は、奇数月(5・7・9・11の各月…

「読む」のこれから~考える冒険(1-2)「読む」リズムとスピード

こんにちは。 昨日(23/03/13)は、「読む」とは身体的行為、少なくとも身体を「伴った」行為であることを書いたつもりでいます。今回は、その「読む」についての考察の2回目として、「読む」に際してのリズムとスピードを考えてみたいと思います。少なくと…

「読む」のこれから~考える冒険(1-1)

こんにちは。 昨日(23/03/12)Twitterでお知らせしたように、今日から「読む」「書く」「聞く」「話す」のそれぞれについて考えていることを書き連ねていこうと思います。4日連続で書くということではないのですが、それぞれについては、内容の点においてゆ…

昨日(3.11)誕生日でした。

以下の記事を、有償記事として編集いたしました。原則、最後までお読みいただけるのですが、お気に召してくださいましたら、ボタンを押して課金処理に応じてくださいますと幸いに存じます。ご検討賜りますようお願い申し上げます。 * * * こんにちは。 昨…

【読了日記】岩波ジュニア新書『10代が考えるウクライナ戦争』を読んで

こんにちは。 岩波ジュニア新書『10代が考えるウクライナ戦争』を読了しましたので、簡単にコメントを残しておきたいと思います。 この本は、5つの中高で行われた座談・討論を中心として、奈倉有里さん、池上彰さんの寄稿、及びキーワード集、地図、年表、ブ…

『高校生からわかる社会科学の基礎知識』~(2)第1章 近代科学

こんにちは。 今回も『基礎知識』について検討を加えて行こうと思います。まずは、第1章で扱われている項目を把握するために、「見出し」に注目してみます。 科学の成り立ち 宗教色の濃い世界 中世の西欧は暗黒時代か 古代文化の再生 科学は人々の営みの連な…

読書会のお知らせとまとめ

こんにちは。 ぼくは何件か平行して読書会と、それに準じたイベントを主催しています。今回は、その「まとめ」的なご案内をさしあげたく起筆いたしました。ご参加を検討くださいますと幸いです。 主催イベントの概要 ①『流転の海』全巻読書会(月曜20:30~…

『高校生からわかる社会科学の基礎知識』~(1)「まえがき」と「序章」から

こんにちは。 まだどうするか決めあぐねているのですが、大塚久雄さんの『社会科学における人間』(以下,、『人間』)の第3部(ウェーバーの宗教社会学編)と、酒井峻一さんの『高校生からわかる社会科学の基礎知識』(以下、『基礎知識』)について、いまは…

【参考】高校生からわかる社会科学の基礎知識(酒井峻一)

こんにちは。 ひとつ前の記事で紹介した、酒井峻一さんの『高校生からわかる社会科学の基礎知識』について、目次をお届けいたします。できれば、入手いただいた何人かと、佳き日を選んでオンラインで講読会を開きたいと考えています。ご賛同いただける方は、…

大塚久雄『社会科学における人間』(3)マルクスの経済学における人間②

こんにちは。 今回の記述で、大塚久雄『社会科学における人間』の第2編「マルクスの経済学における人間」を完結させる予定です。その後については、「ウェーバー(本文中ではヴェーバー」ですが)の社会学における人間」に直進せずに、以下に掲げる本を何人…

【中休み】何で『社会科学における人間』にこだわり続けているのか?

こんにちは。 このブログを2月26日に新設したところ、しばらく懸案として置いておいた大塚久雄さんの『社会科学における人間』についての考察が、自分の中で流れ始めました。また、昨夜遅くのネット通話で、この本を最初に読んだ1982年以来、40年の長きにわ…