考える冒険

※「信ずることと、知ること。」から引っ越してきました。

「再開発」の進む街で

こんにちは。

23/04/23(日)に投票が行われる統一地方選、積極的に「取りに」行かないと、争点や論点が何なのか、よくわからないように思います。ぼくは、ある時に育った街から逃げるようにして今の場所に移ってきたのですが、その以前住んでいた街は、「再開発」の名において、大きく姿を変えつつあります。一つには、大手私鉄が高架化だか地下化だかを進めていることに伴い、駅舎が変わること。もう一つには、道路が片道だったところを往復の道に拡幅される予定があること。元々が小さな商店街だったのですが、その個人経営だったお店にシャッターが降り、多少きらびやかな構えの店舗が散見されるようになった。しばらく前に用事があって訪れた街は、ぼくが知らない街になっていました。

そもそもが、ぼくの世代へ移る時にさえ「後継難」がささやかれていたのに、この再開発によって、住んでいる人の顔が見えない街になってしまったのではないか。そんな感じがしています。

とは言え、商店街から一歩分け入って、住宅街に住む人々は、それをどう思っているのか。それもよくわかりません。わからないままに、「計画」だけは着々と進んでいる。そうそう、こういうのを「粛々と」進むとも言うのでしたね。

この地域を基盤とする、ある政党の現職議員は、今度の選挙でも出馬するのですが、学部は違うものの、実は大学の同期生で、確か5期目になると聞いています。その支持団体のLINEに入ってくれと頼まれていたので、時々はそれを読んでいるのですが、残念ながらあまり読み進める気にはなれないものです。どうすれば、「わが地域」のことを、「わがこと」として考える契機となるのか。そこから考えてほしいのですが、それをどう伝えればいいのかさえもわかりません。もう少し考えることとして、今回は稿を閉じることといたします。お読みくださいましてありがとうございました。それではまた。