考える冒険

※「信ずることと、知ること。」から引っ越してきました。

弱者へのヘイトは、なぜ後を絶たないのか

こんにちは。

まず、台風7号の被害や影響を受けた方々への、心からのお見舞いを申し上げたいと存じます。

今日は、フォロワーさんの書き込みを拝見して思いついたことを書いてみます。実は既に、Facebookとマストドンに、以下の投稿をいたしました。

弱者に対するヘイトが後を絶たないのはなぜかについて考えてみました。それは、弱者がエンパワメントされると、自身の立場が脅かされるという不安から来るのではないかと考えられると思うのです。つまり、弱者は弱者らしく、その立場を甘受していろということです。自分より、弱い立場の人がいないと困るのです。連中は、「物言う弱者」を本質的に憎みます。奴隷根性。

これにもう少し肉付けをしようというのが、このエントリーの「意図」であります。よろしくおつき合いください。

弱者に対するヘイトをしてやまない人の特徴と思っているものが、もう一つあります。それは、自身をエンパワメントすることへの恐れもまた抱いていることです。つまり、現状を変えたくはないということです。変化を望んでいないということなのです。状況が変化して、周囲との関係性が変わることを恐れているのです。

またその恐れは、自身が発しているヘイトのベクトルが、自分がエンパワメントされることによって、自身に向けられることへの恐れとして現れるものと思われます。つまり、自身が「出る杭」扱いされることへの恐れということだと思うのです。

自分より上に対して、心の中で軽蔑しながらも媚びへつらい、下に対しては、越されまいとして足を引っ張る。そんな心象が、弱者へのヘイトを生んでいるのではなかろうかと思っています。

今回はここまでとしておきます。お読みくださり、ありがとうございました。それではまた!