考える冒険

※「信ずることと、知ること。」から引っ越してきました。

森川すいめいさんを迎えたイベントに参加して(23/10/31)

こんにちは。

本日(23/10/31)開催された、「ひきこもり当事者・家族の居場所『カタルーベの会』」主催による森川すいめいさんを招いてのイベントに参加してまいりました。告知では、「ひきこもり当事者」とそのご家族向けのものという色合いが強かったのですが、いわゆる「講演会」ではなくて、2~8人程度のグループでのワークがメインのものとなりました。

私は、森川さんのお名前も「オープン・ダイアローグ」という言葉も多少知っていたので、いくつか念頭に置いた上での参加となりました。つまり、

①オープン・ダイアローグは、カウンセリングやコーチング、コーピング等とどう違っているのか、
②オープン・ダイアローグは、希死念慮を抱いている人には有効なのか、
③読書会のファシリテーターとして活かせる点はないか、

について確認できればと思っていたのですが、参加者がみなさん積極的で、これらを質問する余地がありませんでした(アンケートに記載ができたので、書いておきましたが)。

始めに行ったのが、一対一の「聞く/話す」を5分ずつで交代するセッションでした。ここでは、一方がまず5分間、思いつくままに「話」し、もう一方は「聞く」に専念する。この時、「聞く」側は質問やジャッジはしないということを特に念頭に置いて行われました。これを一往復。「聞く」と「話す」を「分ける」ことを体感していただきたいとおっしゃっていました。

このあとも、6人にグループを再編してのセッションを3~5回程度行ったのですが、この手の作業が、既にできてしまう(と思い込んでいる)私としては、身についていると思っている傾聴技法とどう違うのかが、今ひとつわからないままでいます。再度、森川さんのご本なりを読んでみたいなと思いました。

今回はここまでで公開といたします。お読みくださり、ありがとうございました。それではまた!