考える冒険

※「信ずることと、知ること。」から引っ越してきました。

【読書会レポート】松沢裕作『生きづらい明治社会』(23/05/28)

こんにちは。

昨日(23/05/28)、JR東中野駅近辺のレンタルスペースを利用しての対面読書会を開催いたしました。お申し込みはお2人で、実は開催が危ぶまれた瞬間もあったのですが、無事に終えることができてよかったと思っています。お運びくださいまして、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

開催日時:2023/05/28(日)13:00~14:20ごろ

開催場所:JR東中野駅近辺会場

テキスト:

 

主な内容:

1)簡単な自己紹介
2)読んだ印象の紹介
3)「はじめに」の輪読
4)それぞれの意見についての応答
5)アンケート記入

          *       *       *

以下、ランダムに話題となった点を挙げていきます。

①この本を何で選んだのか → 

信頼している予備校の現代文講師の方が激賞していたことと、知人が主催している読書会の参考文献として挙げたところ、思いがけず好評だったことから。

 

※その知人の読書会での使用テキストです。

『女を書けない~』が扱っていた文豪たちの生きた時代が、明治期から昭和初期だったため、その社会背景を知っていただけるのではないかと考えて紹介しました。

②岩波ジュニア新書 →

初めて読んだレーベルだったが、たいへんおもしろかった/「ジュニア向け」とされているが、侮りがたい。ちくまプリマー新書も同様。ちくま~は、かつて「ちくまプリマーブックス」として刊行されていた作品があるが、現在では「ちくま学芸文庫」に収められていることがある。

③「歴史好き」ということ →

この本を読んでみようと思ったのは、歴史が全般的に好きだから。特定の地域や人物、時代ということではなくて、歴史「そのもの」が好き。

④明治時代を「反省的」にとらえ返す →

「江戸時代が停滞期で、明治は明るい時代」と何となく思っていることがあるが、そうではないことがわかって有益だった。

⑤昔からあった「生活保護バッシング」 →

制度の名称は違っていても、通俗道徳由来の自己責任論による社会保障バッシングがあった。

⑥その他 →

次回以降の予定/読書以外の趣味(マンガや映画など)/どんな読書会に参加してきたか等々について語り合いました。

          *       *       *

簡単ではありますが、5月28日(日)の会についてのご報告とさせていただきます。この後、6月20日(火)頃までは、Discordサーバ内で継続して取り扱います。書き込みやボイスチャットの打診等なさってください。Discordサーバへのご参加は、

①Discordのアカウントを作成の上、

こちらをクリック

なさってください。不明な点がございましたら、Twitterアカウント @Showji_S までお問い合わせください。次回(7月度)以降の使用テキストに関しては、別稿を立ててご案内いたします。今しばらくの猶予を頂戴いたします。最後までお読みくださり、ありがとうございました。それではまた!